限界虚無オタク録

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アニメや漫画の感想を書いたり、たまに日常のことだったりのオタクブログ。

『アナと雪の女王2』をやっと見てきたけど何だこれは【感想】※ネタバレ注意

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アナと雪の女王2、アナ雪2見て来ました。(今更)

最後まで見た印象としてはとてももやもやしました。何か引っかかるような……すっと来ない。違和感を覚えました。

 

ただ、映画としては綺麗にまとまっていて面白いのがまた怖い。キラーチューンに前作ほどのパワーがなくて、テイストも結構違ったけどそれでもちゃんとディズニーしてた。

構成も謎が提示されてそれが一つ一つ解き明かされていく。そして最後にはカタルシスもあって、ハッピーエンド。

でもなんだかすっきり来ない。

 

アナ雪2は物語を語っているようで、語っていないように感じた。まるで氷山の一角のように見えていない部分がまだまだあるようなそんな気がしてならない。

 

作品を見て「うわあ、これはやられた!」と思うようなことはあってもアナ雪2は“それ”はなかった。ただ、自分がやられていることすら気付けていないのではないかという懐疑さえあった。

 

これも全部オラフが悪い。

オラフがアナ雪2ではノイズになってる気がする。(ただの好き嫌いかもしれない)

特に感じたのが最後の一番最後。オラフがだーっと映画のダイジェストみたいなこと言うけど、絶対これは偽装。そんなシンプルじゃねぇんだろ? 俺は騙されないぞ。

 

ほんへの話。

話の整合性は勢いで繋げているだけに見えるように見えて多分ちゃんとしている。多分というのは一回見ただけだと正直分からなかったから。

四属性の精霊とか出たり、能力バトル始まったり、ファンタジーRPG感があって、これには中二病おじさんも大満足。キッズも楽しんでたんじゃないですかね。それだけじゃ誤魔化されないけど。

そもそも誤魔化すなら誤魔化すでもっと俺にも気付けないようにして欲しい。斬られたことも分からないかのように。どうにも匂わせを感じる。俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。

 

物語の途中で「主人公」がエルサからアナにスウィッチして、アナ雪1を踏襲するのは良かった。

全然関係ないけど姉妹百合で片方がノンケでガチなの、質感だよね。(台無し)