『アオイホノオ』19巻読みました(感想)
前回のあらすじ(?)
先月に出てたアオイホノオ。リアル多忙(インターネットマン特有の言い回し)によってこうやって感想を書くのが遅れてしまいました。
19巻にもなると大学時代の話というよりもだんだんと連載漫画の話になってきていよいよ吼えペンZeroみたいな感じになってきています。
色々自分の未熟なところを書いてたりしますけど、普通に画風確立されてるし、絵も勢いがあってすごいんだよなぁ。普通に面白いですし(風の戦士ダンも少しだけ読みました)
そして、漫画の資料と称してバイクを買うホノオくん。
「しかし俺はただライダーごっこがしたいわけではない!」
からの5ページにも渡る仮面ライダーOPのパロディ。それがやりたかっただけなんだよなぁ。
ただ、漫画の話ばっかりではなくて、ワンダーマスミ2の撮影の話で浮ついたり、相変わらずエッッッッッな津田さん……(トンコさんはどこ? ここ?)
そして、恒例の当時やってたアニメ談義。
「ミンキーモモ」
昔から魔女っ子アニメは……
男の子が観ても大丈夫な程、しっかりとしたクオリティーで作られていた!
(おジャ魔女どれみのおもちゃを欲しがって親を困惑させたぼく)
あの頃の魔女っ子は俺たちと同年代だった…
魔女っ子は俺たちと共に成長していったジャンルなんだ…
「ひみつのアッコちゃん」「魔法少女サリー」からの「魔法のマコちゃん」「魔女っ子メグちゃん」の流れらしい。うーん、わからん!w(ゆとり並みの感想)
※ただし、「魔女っ子チックル」「花の子ルンルン」あたりでホノオくんも分からなくなるもよう
しかし、「ミンキーモモ」はホノオたち同年代と同級生だという。その心は
一見、少女のキャラクターに見せかけてはいるが!!
その主人公の女の子がステッキを振るとちょうど俺たちくらいの年齢になるんだ!!
キャラデザがやっているのが「宇宙戦艦ヤマト」「サイボーグ009」の人なので魔女っ子が変身すると森雪や003になるという理屈。
うーん、あっぱれオタクの鑑のような曲がった見方。さすが島本先生、素晴らしいです。
同年代には共感が生まれるということですね。
# みとみと思ったより若そうでビビってます
OPの作画で盛り上がるホノオたち
# こらすごい
はぁー、俺ももっとこういうふうな言い回しが出来るオタクになろう。なんだかんだちゃんと説明できないとダメだよな。(こち亀への否定)
そんな大学生的なこともしながら連載作家としてダンの一話が乗ったサンデーが発売。
相変わらずアオイホノオ作中でセルフリメイクしてるの面白い。比べて見るとさすがに絵がかなり上手くなってますね。
その勢いのまま2話目を描いていてついついページ数を2ページ多く描いてしまうホノオくん。大ゴマを削ってページの削減をします。
いつでも減らせる無駄な大ゴマを、必ず入れておくことにしよう!!
だから島本先生の漫画ってry
さて、アオイホノオが吼えペンと決定的に違うのは別サイドの話があること。
むしろこっちの方の話のが興味深かったり(島本先生ごめんなさい)
通称、ガイナックスパート(勝手にぼくが言ってるだけ)
東京に来ていた山賀はなんとあのマクロスOPの絵コンテをやることに。
このクッソかっこいいOPを山賀が!!!??? みたいなことを島本先生も言ってました(笑)
山賀のいない大阪では庵野らが次のフィルムを撮ろうと動き出しています。次……ダイコン4かな?(圧倒的なクオリティにダメージを受ける)
飲み会の場において学生、アマチュアならではのタブーに溢れたアンタッチャブルなネタ出しが勃発。
# すげえ……
庵野はゴジラの次、ウルトラマンを頼むで!(エヴァが実質そうとも言えるという言説)
19巻のラストは赤井が水着の美女にどぎまぎするという謎の終わり方。
20巻ではダイコンフィルムのパートが多く占めそうで期待大ですね。