『アオイホノオ』18巻読みました(感想)
ぼくのバイブルが発売してました。ちゃんと発売日(2017/11/10)に買えました。
表紙でンンッ♡って声が出てしまいました。
なんと炎の転校生の総集編も発売されてました。
ホノテンは少しだけしか読んだことなかったので合わせて購入。
島本の漫画定期的に実写化されんな。しかも今回はジャニーズ起用(ジャニーズWEST)
あー、これは女性人気出ちゃいますわー(棒読み)
本屋を出ると万引き防止のセンサーが残っていたのかブザーが鳴ってしまいました。昔はプラスチック片みたいなやつだったのに今は紙切れみたいなので判定できるんですね。
はい本編。
前巻に続いて雁屋哲の原作に苦しむホノオ君。
前の巻から思ってたんだけど今の画力なら真面目に表現できるんやでっていう声が聞こえて来るかのような劇画調。
実際、島本和彦かなり上手くなってますよね、デビュー時よりも。まぁ当然でしょうけど。
場面が変わってTVを見てるシーン。
「宇宙刑事ギャバン」だ!
こういう当時やってた作品の所感が載ってると懐かしい気持ちになりますね(まだ生まれてもいない)
時系列的にようやく来ましたね。
アオイホノオでの矢野健太郎は自分のことをキャスバル兄さんだと思い込んでる漫画野郎というキャラ付けになっています。
そんなキャスバル兄さんの新連載に(自分より先にいってるという焦燥感とかネタ被りとかに)おびえるホノオくん。
「ネコじゃないモン!」
絵柄的にもこの時代ってラブコメ全盛期なんだなぁって思います。
矢野健太郎はこの作品で天下取った感じらしいですが、ぼくはにわにわかの勉強不足なので読んだことないです。(今度読んでみますね)
ちゅーかこれうる星……ry
ホノオくんは矢野健太郎がヒーローものではなくラブコメを書いて来たことに驚愕します。
これは本当に描きたいものじゃないというのが随所に散りばめられているというのを感じ取るホノオくん。
やっぱ商業主義ってクソだわ。
また、ホノオくんは同時期に始まっていた雁屋哲原作と自分の作品を比べて苦悶します。(主に画力的な面で)
そんなこんなで月32ページのホノオくんの月間連載が始まろうとする。
頑張って書いたネームを友人に見せるが、つまらないと一蹴されてしまいます。
ずっとギャグ漫画を描いていたのでギャグなしだと、読ませるポイントを作ることができないという。
なるほど、わかりそう(半わかり手)
トンコさんに頼ろうとするももうトンコさんはいない。
つらい、つらいなホノオくん。ぼくもそれはつらい。
彼女の「アホになって」という言葉を思い出してホノオくんは開き直ってネームを切ります。
そこから先は実際のネーム(?)が載っていました。ネームが丸々載っているなんて冨樫先生みたいだぁ(違う)
まぁこれは貴重ですよね。
出来上がるのはシリアスな原作の面影のほとんどないギャグ満載のネーム。
雁屋哲の怒りを買うのではないかと恐れながらもこれでいくしかないと進んで行く。止まるんじゃねえぞ……。
渾身のネームも編集“から”は褒められる。実際雁屋哲には見せていないという。
「見せられるわけがないだろう!」
最初にこんなんされたらまぁ怒られそうだよなぁ。ただ、この経験が『美味しんぼ』に繋がっていくと思うとすごいと思う。(小並感)
あと最後の方で当時の作画と今自分が描いたら……というのが交互に出てくるんですけど、成長がうかがえますね。
自分から比較していくのか(困惑)
上京したホノオくんは出渕さん(ホノオの作画にあたってメカニックデザインを担当)とファーストコンタクトを。
自分がメカデザを担当していないアニメの話を延々とされたことで彼の第一印象は最悪。今でも言われてるみたいなこと書いてあってさすがに草。
相手のことはちゃんと調べておこうね!
ということでアオイホノオ18巻出てます。
完全新作読み切り小冊子付き特別版も出てます。
買おう(ダイマ)