『ガールズ&パンツァー 劇場版Variante』4巻を読んだ
最近『Variante』の記事が読まれてるなと思ったら4巻が出てたので急いで購入。
これまでの感想はこんな感じ。
いやー、なんていうか。やっぱりこの漫画の補完はいい! 本編の流れの中に秀逸な補完が組み込まれていてとても小気味いい。毎回言ってる気がするけど毎回言う。
特に今回は1ページめくるたびに声出して悶えてたりしたのでなかなか読み進められませんでした。
いい仕事してますねえ!
まず表紙で、ああ……よか……(推しカプばればれ)
とりあえずバレ注意ってことで、レッツイゴー!
最初のエピソードは実はアッサムが大洗に潜入していたよというお話。
アッサム諜報員設定ここで使われるとダージリンのその後の動きがとても自然だ。生徒会もダージリンと繋がってて生徒会の株がまた上がってしまうよ。でもあれ、かーしま先輩……。
次のシーンは他の学校が加勢してくれる場面。
大活躍して廃棄車両とか余った糧食とか気持ちよく分けてもらおうね
ミカ!
継続参戦も薄く理由づけされてた。やっぱり簒奪者じゃないか。
西ダジポイントはダージリンと西さんが隣のコマだったのでこれは西ダジですわ(トートロジー)
やあやあ西住さん
アンチョビのこれ好き(推しがバレバレ)
P40で来られたら勝てなくなるのでずっと修理してて欲しい。修理の寄付を募るアンチョビぐうかわ(推しがバレバレ)
好き(推しがバレバレ)
さて、ナカジマ先輩のありがたいお話の後(ここはマジでいいこと言ってるから買って読め(豹変))
大洗の生徒がそれぞれ因縁を持つ相手に挨拶するという胸熱イベントが発生。
アンツィオはひなちゃんたかちゃんの一コマで即和解(元々仲良し)
秋山、エルヴィンはプラウダに相手をおだててことなきを得る。
黒森峰の直下さんは、ヘッツァー小山を前に複雑な心境。
アヒルさんチームとルクリリは……キャプテン、いちゃいちゃ禁止です。オレンジペコのフォローでしっかりと味方に。オレンジペコはやっぱり苦労人そう。
このエピソードで急造チームでチームワークぅがそれなりに出来るような関係になりましたという説得力を持たせてるんですね。うんうん。
作戦会議のシーンはやっぱり逸見が不憫で笑う。
アンチョビが色んなキャラと絡んでて嬉しいゾ〜。
突撃の極意をまほから学ぶようにダージリンから言われた西さん。さりげない西ダジ、俺でなきゃ見逃しちゃうね。
まほが西さんに教える場面を通じて、カチューシャを交えながら彼女と逸見との関係が描かれているのがたまらねえぜ。
逸見はまほに無関心に扱われているんじゃないよ。ちゃんと考えられているんだよ。
やっぱり逸見はいい。よか(推しがバレそう)
それではお待たせしました。
みほエリの時間だああああああああああああああああ
みほエリが謎乗り物(クーゲルパンツァー)で一緒に移動するんじゃよ。
戦いの前で険しい顔のみほ。それを見て提言するエリカなんじゃが
お姉ちゃんやエリカさんの前だと…つい
あああっ。これはみほのデレポイントだったのに、逸見これをスルー。
チームメイトの話になって
…みんな大切な友達なんだ
と言うみほに逸見は
楽しそうね。そっちに行ってから
とか
よかったんじゃないの
逸見〜〜〜〜〜〜。お前本当に逸見だな。
終始複雑な表情してるし、なんなんだよ逸見。
はー、逸見マジ逸見。
みほとしては逸見に対して一定の信頼というか安心感みたいなものを実は持ってたりするんだけど逸見サイドはみほに対する複雑な感情(憧れのまほの妹という立ち位置、自分に持っていない才能、西住流らしからぬ行動を取る彼女へのやきもき。果ては黒森峰を出る喜びを感じるみほへの憤り。まぁここら辺はフェイズエリカを読んでくれ)が大洪水でやっぱり素直になれなくて近づけずにいる。ぶっちゃけ逸見はもっとみほと仲良くなりたい、もっと愛されたいわけだけどやっぱり素直になれなくて(2回目)それに今の楽しそうなみほの姿は自分のところでは見れなかった姿であってそれを羨ましがっているというか、何か眩しいものを陰から恨めしく思っているやっぱり素直になれない(3回目)そんな逸見の表情が104ページの最後のコマで表現されているんだよなぁ。
でもこの微妙な関係がみほエリの真骨頂なんだよなぁ。
逸見劇場の後は大学選抜チームに対する補完。
一言で言うと大学選抜チームもこの時強くなかった(+島田愛里寿にデバフがかかってた)みたいなことが描かれてます。
役人も出てくるぞ! この漫画の役人は可愛い!(だが氏ね)
島田愛里寿にカール君を全否定されて、むしろお荷物みたいな言もあり、足枷その1
さらに試合開始直前で島田ママから勝てば大洗が廃校になるという話を受ける。精神攻撃は基本。足枷その2
そして、家元二人の大人の会話。
大変申し訳ないけど、娘より多いエロ同人のせいで頭に入ってこない。
怒られそうなので、次の大前提を胸に刻み直そう。
「公式と二次創作を混ぜてはいけない」(このコミカライズは半二次創作みたいなところ(正史ではないという意)もあるが)
そして足枷その3
大学選抜チーム実はそこまで強くない説。
社会人チームとの試合も後半島田愛里寿無双で勝っていたという。
他のチームメイトは島田流の技を前にして皆自信を失って不調になっていたという。
そんな三重苦の島田愛里寿がチームメイトを激励。
不調な大学選抜チームの士気も高まったところでこの巻はおしまい。
次の巻が最終巻になるのでしょうか。
完結したら劇場版見ながら都度都度止めて『Variante』を読むみたいなことをやりたい。いや、やろう。