限界虚無オタク録

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アニメや漫画の感想を書いたり、たまに日常のことだったりのオタクブログ。

【ガルパン同人誌】『ゆかエリ潜入調査』読みました

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どうもぼくです。

ぼくがもっとも畏怖しているガルパン最王手の同人作家であるところのリスくん先生。

そして、その最新作で5冊目の『ゆかエリ潜入調査』手に入れました。

# 表紙が白黒です。時間がなかったのでしょうか。色鉛筆でも送ってあげたいです。

 

この本はこれまでのどの本よりも強力です。

そして、いま先生のやりたいことが詰め込まれた逸品(逸見とかかってる)になっていることかと思います。

 

タイトル通り、秋山優花里と逸見エリカの乗算の本です。

リスくん先生は逸見を二次創作で破壊(そして創造)したりしたこともあり、逸見エリカへの途方もない愛が感じられます。

そんな彼が辿りついた逸見の至高が「ゆかエリ」なんです。きっと。

 

今回の本は第6作の「ゆかエリでルームシェア」の前日譚的な話です。(未来人)

ぼくの個人の意見を多く交えているので、ご了承ください。

あとネタバレ注意です。

 

 

まず、1ページ目。

来年度は隊長になるので聖グロリアーナ女学院に潜入し、勉強中のエリカ

お前が潜入するんかーいというのは置いておいて、そこで逸見は同じく潜入中の秋山を見つける。

秋山は「潜入調査チケット」というドラえもん的な秘密道具の効力が効いていますが、逸見は……? その制服自分で用意したの……?

というぼくの疑問にもあっさり回答。

 

逸見「西住流斥候術があればそんなもの必要ないわよ」

西住流と言えば戦車道や夜の西住流で有名ですが、斥候術もあるんですね。

やっぱ西住流ってすげーわ。

(でも逸見オーラでバレバレ)

 

そんなこと言っていた逸見も「潜入調査チケット」の効力に即墜ちし、秋山と同行することに。

実に自然な流れですね!

 

逸見(まあでも使えるものは使いましょう、これも来年の黒森峰の為よ……)

そして、あくまで黒森峰のためとまだ秋山への矢印が行っていない描写。

 

 

なぜか他の学校にも潜入できる「潜入調査チケット」

アンツィオに潜入した二人は遊んで一日を終えてしまう。

薄々気づいていたけどこれってデートじゃね?っていう。(今更)

 

宿はなく、秋山らしく「ここをキャンプ地とする!」

自分は宿をとる――と言いつつも西住まほのデータで釣られちゃうの優ちょろいよ逸見……。

 

つぎのひ

逸見「今まで内緒にしてた事まで喋っちゃったけど……」

打ち解けすぎィ! 隊長の動画でテンションが上がる様は容易に想像できますね。

そして、秋山の素直な思いに徐々にほだされていく逸見。

 

つぎのひ

日刊アンツィオ 大洗&黒森峰の腹心 白昼堂々制服デート

すっぱ抜かれる二人。近年、週刊誌に取り上げられるような報道が散見されますがこれはそれのオマージュでしょうか。社会派な同人誌です。

そしてやっぱりデートじゃないか!

 

つぎのひ

日刊アンツィオ 大洗&黒森峰の腹心 真昼間のタイ直し…♡

マリみてで100回は見た(そんなにない)百合カプ王道のタイ直しまですっぱ抜かれる。

日刊アンツィオ有能。

 

 

サンダース校で野営中です。先日ペパロニ殿から頂いた差し入れの葡萄ジュースがなんだかオトナの味です…

あっ…♡(察し)

酔った二人が西住姉妹の物真似をするという狂乱を繰り広げます。

ここは本当に面白くて全部文字起こししたい勢いなんですが、実際に漫画の方を見た方が絶対にいいのでそっちを見て下さい。リスくん先生ワールド全開です。

にやにやしながら声が出るという奇妙な感覚が味わえます。新触感です。

本当に面白いです。(2回目)

 

つぎのひ。

昨日のことを反省する二人。だが、これを機にかなり新密度があがります。

矢印がお互いに傾きつつあります……♡ うう……♡

 

逸見「あっ猫…♡」

逸見「実家で猫飼ってるけど生意気なのよね」

この緩急狂おしいほど好き。

動物トークを続ける逸見。最近は犬が好きと婉曲的に秋山へ好き好きビームを送る。

 

秋山(…!?)

これには秋山もドキどき♡

逸見の方が積極的なのがいいですよね♡

でも、ゆかエリってことは秋山の方が攻め……?

これが意味することとは……!?

 

 

プラウダに来ました。

雪が降ってますけどここは本土なのでしょうか。プラウダなら降雪機があってもおかしくないですね。

雪が降るくらいなのでとても寒いです。

そんな逸見を見かねた秋山が唐辛子あんよ温めプレイをしかけます。

これには逸見もたまらず、「うう…♡」

 

アニメにもあった奴や! とぼくもきゃっきゃっと言いながら読んでいたところ

秋山「これ、エルヴィン殿にも好評だったんですよ~」

とあっけらかんと言い放つ。

逸見、絶望顔。

えっちの最中に他の女の名前を出すのはアカン!

とまぁ冗談はさておき、秋山が自分に向けていた優しさが自分だけでなかったということを知ってしまい、傷ついてしまったんですねぇ。

うう……♡ 逸見、めんどくさ繊細だよぉ。

 

 

その後、大洗女子学園への潜入。

# 秋山んとこやないか!

なんだかんだ、逸見も集合するところがいいですね。

このとき逸見、結構素直。というよりも自己嫌悪の色が強いんですかね。(申し訳程度の考察)

そんな彼女の闇を消し飛ばすように秋山が持ち前の素直さを活かして、歩み寄る。

そして、彼女が特別であるということを告げる。

 

わたし…こんなこと誘えるのは逸見殿だけです!

これには逸見もにっこりご満悦。

ちょろーーーーい。そして、めんどーーーーーーい!!!!!

逸見ァ…♡

 

ゆかエリの醍醐味として、お互いの矢印を向けている相手が西住姉妹であるということ。そこに生まれる同志感。そして……♡

どこか報われない同士という枠にもかかわらず悲壮感はなく、逸見のめんどさもとても爽やかな風味共感覚にしあがっています。

おいしいです。(ぱくぱく)

 

 

そして、本編おまけの西ダジ。

おばかな西さんに振り回されるダー様…♡

すこ…♡

 

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