限界虚無オタク録

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アニメや漫画の感想を書いたり、たまに日常のことだったりのオタクブログ。

『けものフレンズ』の黒幕とは

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どうもぼくです。

2017年冬アニメにおいてまごうことなき覇権となったけものフレンズですが、ついに先日最終回を迎えました。よかったですね。

最終回の一話前、11話でフラストレーションをかけられた視聴者も最終回で存分にカタルシスと安心感を味わったことでしょう。

前情報はほぼなく、話題にもなっていなかった本作品でしたが、蓋を開けてみれば現在のオタクのニーズに合致しており、話の作りも丁寧で、低予算3DCGながらも人気を博した。まさに、奇跡の作品。

 

普段は感想を書いたりしていますが、ここでは本作品の内容や考察、ハシビロコウちゃんの可愛さを述することはしません。

また、はじめに断わりますが、ぼくはいまだに中二病を患っており、気分次第で陰謀論者ごっこをする闇オタクのフレンズです。

過労死を出しながら血に塗れた広告で国民を煽動し洗脳している悪の組織がいると信じてやまなかったり、やんだりしています。

話を戻すと、ぼくはこの『けものフレンズ』のムーブメントはある種作られたものであると妄想している。今風に言うとステマである。(古い)

しかし、それは決して『けものフレンズ』が面白くないと言っているわけではない。ぼくは3話ぐらいですでにこの作品に敗北を喫していました。

なにが言いたいかというとそんなステマでもその手腕に「すっごーい」と称賛したいとというわけです。

※この記事に書かれていることは事実無根です。

 

ステマの黒幕、『けものフレンズ』の製作サイド説

さてはアンチだなおめーと言われそうだが、アンチではない。

ぼくは生まれついての判官びいきであるので、『けものフレンズ』の大勝利には舌を巻いている。

それに、しっかりと話が作られた作品が日の目を浴びるのはとても清々しいことである。

逆に言えばゴミみたいなアニメが無駄に売れていたりするととてもムカつくということであるが、フレンズに免じてこの場は控えよう。

今回のステマにおいて、ポイントは二つあると思っている。

それはキャッチーな言い回しと、奥深い設定である。

 

キャッチ―な言い回しとは、「すっごーい! ○○は××なフレンズなんだね!」といったアレのことを指す。

現在のインターネットにおいてテンプレ的な語録が重要視されているのは、確定的に明らかである。そういうのがあるとコミュ障なオタクでもコミュニケーションがとりやすいってはっきりわかんだね。

そのため、そういう言い回しを流布されれば、自分も使ってみたいとなるわけだ。

# 本編では実は言われていない微妙に違った台詞であるということも興味深い。

# 「オッスオラ悟空*1」や「アムロ行きます*2」等が思い出されるだろう。

# オタク(ぼく)はそういうのが好き。

 

もう一つの奥深い設定であるが、これは話の秀逸さを裏打ちしているものである。

一見、明るくて楽しげな世界に、影を匂わせる描写は本編にも分かりやすく何度も登場していた。

ここが難しいところであるが、設定というものはすべて作中で語るとそれはそれで冗長となってしまい、テンポを損ねる。

だから、分かりやすい描写とは別に、注意深く見ないと分からないものをさりげなく描写したりする。

そういう隠された設定や伏線をオタクという生き物はとても好みます。

ただ、そんな考察をするのは信者くらいなもので、放映当初話題になっていなかった本作品に考察をする人間等いるのだろうか。

そのため、考察をネットに書いていたのは実は中の人であるというのはやはり否定しきれない。

本編外で設定を披露するといった効果もある。

 

ということでステマの黒幕は制作サイドでした。

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ステマの黒幕、アプリ版『けものフレンズ』のシンパ説

制作は人数少なくてそんなことしてる暇ないんだよなぁ。

こんな虚言で風評被害を与えるのはしてはいけない。常識的に考えて。

でも、毒電波に脳を汚染されているから誰かがステマをしたことしたい……。

ということで不特定多数を対象にすることにしました。

先ほど放映当時はほとんど話題になっていない。そんな作品考察するわけない。としましたが、実はすでにファンは一定数、しかも強力なのがいたのです。

それはアプリ版『けものフレンズ』からやってる皆さん。

ぼくはそれが今回のムーブメントを作り上げたとどちらかといえば確信している。(オリジナルブロント語)

 

すでにサービス終了したアプリ版『けものフレンズ』のスクリーンショットが多数現存しているのも、この「けもフレ原住民」の力によるもの。

(有志でキャプチャを残したってネットで見た。ソース不明)

これはインターネットの影でステマしていてもおかしくないですね。

「けもフレ原住民」だからこそ隠された設定を看破することができる。考察力ぅ……ですかねぇ。

誰もが真似したくなるような「すっごーい」も一度、火がつけば一気に話題になる。

そんな一発ネタだけではすぐに廃れてしまいがちですが、作品自体は面白いので新規層もしっかり取り込み、定着させることが出来る。

「けもフレ原住民」の熱意には脱帽ですね。

 

ということでステマの黒幕はしんざきおにいさんでした。

# しんざきおにいさんもアプリ版を遊んでいたそうです。

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アニメ化に踏み切っている以上、勝算があって、ステマ戦略を仕掛けた業界のフィクサー的な人物がいる可能性は捨てきれませんけどね。

*1:元は予告

*2:本編では一度だけ使用される